6月10日 アベチャンの無責任発言の極みが 「今年中にワクチンの使用を始められるかも」だと思います

為政者として 国民に耳障りのいい発言をしたい気持ちは 理解できないでもありませんが 余りにも希望的観測に満ち満ちた 無責任な発言です。コロナ感染症のワクチン開発において 先行していると言われている アメリカとイギリスの製薬メーカーに対して 完成した暁には 日本に少なからぬ量を送って欲しいと アプローチしたに過ぎない段階なのに あたかも日本に 安全性と有効性を確認されたワクチンが 優先的にかなりの量 送られてくるかのような 期待感に満ち溢れた 発言です。
特にアメリカのメーカーの開発しようとしているワクチンは これまでの一般的な不活化したウィルスを接種するタイプのワクチンとは 根本的に異なり 接種した人の細胞内にウイルスの遺伝情報を入れ込み、ウイルスに対抗する「抗体」を作るのに必要なたんぱく質を生成させる仕組みによって 予防効果を期待するタイプのワクチンです。安全性や有効性をどうやって確認するかについても その手段 方法さえ手探り状態で、審査基準もできていないのが正直な所の現状なのだそうです。安全性や有効性を きちんと確認できるのには 数年かかるかもしれません。
新型コロナの治療薬候補の抗ウイルス薬「アビガン」が注目された時期にはアベチャン自身が「5月中の承認を目指す」などと 化学的に裏付けられた根拠の一切ない ただアベチャンがそうなったら嬉しいんだけれども といった発言で 自分の無能さと無責任さを 世の中に曝け出したばかりだというのに 本当に懲りないアベチャンです。まあ「森友問題」を起こした直後に「加計問題」を引き起こした実績がありますから 自分と自分に尻尾を振って寄ってくる仲間さえよければ 何をしてもかまわない というのがアベチャンの根本的なコンセプトですから 自分に忠実にいつも通りの行動しているだけのことかもしれません。 
「アビガン」についても 己の勝手な期待感だけによる 前のめりな言及をしながら果たせず、六月中旬の現在に至っても いまだ有効性の確認が続いている経緯もあり、厚労省側はワクチンについても「気合でできるものではない」と相も変らぬアベチャンの発言に 警戒感を示しているのだそうです。もう少し 国民に対する発言については 根拠のある信頼性に富んだ 発言をするべきだと アベチャンの周囲の人間が ご本人に面と向かって注意すべきだと思いますが アベチャンの逆鱗に触れた人間は ほぼ間違いなく それも直ちに島流しされて 二度と表舞台には戻ってこられないのだそうですから ひたすらアベチャンに尻尾を振り続けるしかないのでしょう。
全く 親分が そんな無責任な行動をしているから 広島のおっさんとおばはん夫婦の 選挙活動も やりたい放題みたいで 腹立たしい限りです。これだけ 検察側が本腰を入れて動いているのですから 動かぬ証拠が山ほど出てきているのかもしれませんが なのにご本人たちは 悪事を否定し続けているのだそうです。アベチャンのようにトップに立っている人間の場合は 検察の人間まで 定年延長を餌に やりたい放題を認めさせようとして 失敗しましたが 国会議員とはいえ大臣経験者とはいえ アベチャンから見ればずいぶんと下っ端ですから アベチャンが手を回しての 忖度しまくり裁判とはいかないことぐらい 分かっているのでしょうから 素直に罪を認めて きちんと謝罪してしまった方が うっかりこのおっさんとおばはんに投票してしまった人たちの気持ちも 少しは楽になるように思いますが この夫婦に選挙民たちの気持ちを忖度する余裕は ないみたいです。まあ親分がどうしょうもないのですから その下っ端の子分に まともな対応を求めてもしょうがないのでしょう。
アベチャンが しょうもない期待感を抱かせるような発言をしていますが 日本できちんと安全性と有効性が確認されて 十分な量備蓄されて 一般国民がワクチン接種を受けられるようになるのは 相当先の話だと覚悟しておいた方が賢明だと 思います。ましてや このウィルスは 無症状の人間を沢山発生させるなど 非常に狡猾であり 進化のスピードも速いみたいなので 恒久的に効果が期待できるワクチンなんか 存在しないと思いますので ワクチンは おまじない程度の効果しかないと思っておいた方が無難だと思います。いわゆる普通の風邪に対する 有効なワクチンが 存在しないし 作ろうともされていない現状と重ね合わせて考えるべきだと思います。
アベチャンの支持率が 相変わらず30パーセント前後で落ち着いているのは どうしてなのでしょう。まさか未だに アベノミクスを信じて アベチャンについていけば 本当に一般庶民が幸せになれるなんて言う世迷いごとを信じている人がいるのでしょうか。共産党が 大嫌いだという人が少なからずいらっしゃるのは 分からないでもありませんし 現在の他の野党に期待できる何かを感じさせてくれる人材がいないのも 事実だと思います。小選挙区制度を改めない限りは 自民党の一人天下は変わりようがありませんし 自分たちにとって都合のいい小選挙区制度を 自民党が再び日本の実情に合った 民意を反映しやすい 中選挙区制度に戻すわけはありませんが せめて自民党内で もう少し若くて 清廉潔白な気持ちを持ち合わせている実力者が出現して欲しいのですが そんな若手の目を こまめにアベチャンが摘んでしまっているみたいなので なかなか次世代への政権のバトンタッチも期待できないみたいです。
ましてや 自民党議員の 定年制を 年寄り議員たちが 撤廃しようとしているみたいなので 猶更自民党の若返り 活性化は期待できないみたいです。本当に日本に明るい未来はありません。私の人生もあと残りわずかかもしれませんから あまり楽しいこと 嬉しいことなど期待しないで ひっそりとこっそりと生きていこうと思います。

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